こんにちは。
紙の中には表裏で質感が違うものが多くあります。例えばコートボールです。
コートボールと聞いてピンとこない方もいるかもしれませんが、お菓子の箱やティッシュの箱など日常でよく見かける裏側がグレーになっているあの紙です。

多くの場合は白い面をオモテ側に用いるのですが、あえてグレーの面をオモテとして用いてパッケージを作ったらどのように見えるのかというのが本日の内容です。
比較してわかりやすいように同じ形状、同じデザインで紙の表裏が違うだけの箱を作っていきます。
そして完成したものがこちら・・・

普段のように白い面で作成した方は高級感や爽やかな感じがしますね。
一方でグレーの面で作成するとスタイリッシュさやエコな雰囲気が出たのかなと思います。
一見すると印刷で表現できるようにも思われますが、紙自体が持つ独特の風合いでしか出せない質感があります。
パッケージを作成する際に用紙の表裏まで選択の幅が広がるとパッケージデザインが
さらに奥深いものになりますね。